カーボンニュートラルの維持

企業が排出量と同じ量の二酸化炭素を大気中から除去すると、カーボンニュートラルになります。 

カーボンニュートラルの達成は、地球の未来のために欠かせないだけでなく、温室効果ガス排出量の緩和に真剣に取り組む企業を差別化する要因になります。気候危機を測定し、管理していることを関係者に伝え、実質ゼロ達成に向けた最初のステップを示すことで、炭素価格を低減するため社内における行動の変化を推進するのに役立ちます。

反射ベストを着て、子どもたちの植樹を手助けするアジア系女性

2021年からカーボンニュートラルを維持

2021年半ばに Indeed は、年内にカーボンニュートラルの実現を目指すという取り組みを発表しました。2021年8月、公表した実現予定日よりも5か月早く、Indeed はカーボンニュートラルの目標を達成しました。

しかし、私たちの取り組みはそこで終わりではありません。Indeed は、毎年カーボンニュートラル認証の維持を目指し、2030年までに温室効果ガス(GHG) 排出量の実質ゼロを達成することに取り組んでいます。

太陽光発電を利用した住宅の航空写真

初のカーボンニュートラル達成までの道のり

2021年に Indeed は、カーボンニュートラルと気候ファイナンスのリーディングカンパニーであるClimate Impact Partnersとの連携により、CarbonNeutral®認証取得という環境の分野でのマイルストーンを達成しました。CarbonNeutral®認証とは、Indeed がThe CarbonNeutral Protocolに準拠し、カーボンニュートラル関連の活動について明確で信頼できる、透明性の高い主張を行うことを意味します。今後も Indeed は、毎年この認証を維持していくつもりです。

植物で作った立体的な企業ロゴが壁に飾られた、Indeed サンフランシスコオフィスのウェルカムデスク

新型コロナウイルス感染拡大に伴う移動制限やオフィスの閉鎖により、Indeed の2020年における温室効果ガス排出量は、それ以前の数年間を大幅に下回りました。私たちは認証要件をはるかに超える削減を達成し、2019年の排出量データに基づきCarbonNeutral®認証を受けました。 

カーボンニュートラルを達成するために、Indeed はカーボンオフセットとして知られる、炭素排出を削減する事業を支援しました。多くの企業では直接排出量のみを対象としますが、Indeed ではバリューチェーン全体に起因する排出量を対象とするほか(スコープ1、2、3)、物品やサービスの調達(PG&S)や出張などからの排出量も含まれます。

2021年には、豊かな暮らしや人類の健康など、地球環境と社会に貢献するカーボンオフセット事業を、Indeed は支援しました。以下は、支援した事業の一部です。

  1. Truck stop electrification
    米国

    トラック運転手がアイドリングによる騒音や振動、排気ガスを削減しつつ、安眠することを可能にする、環境意識の向上に役立つテクノロジー

  2. Solar water heating
    インド

    一般家庭や中小企業、施設に再生可能エネルギーを燃料とする自家用給湯設備を提供

  3. Seneca Meadows landfill gas 
    米国

    約420エーカーの新たな湿原を創出し、環境教育センターを設立し、埋立地ガスにより1万8000戸の住宅に十分な電力を供給することで、数々の賞を受賞した事業

Previous Slide
Next Slide

環境サステナビリティへの取り組みは、Indeed が掲げる「We help people get jobs.」というミッションに直結しています。よりよい世界、そして仕事を取り巻く環境の向上を実現するため、私たちは熱意をもってコミュニティと環境を支援します。会社としてカーボンニュートラルを達成したことは、さらに大きな環境サステナビリティの取り組みに大きな影響を与える、最初の一歩です」。

Indeed のSenior Vice President, Environmental, Social & Governance、LaFawn Davis Indeed
LaFawn Davis