職場のウェルビーイングの改善
Indeed は、職場のウェルビーイングを測定するための基準を確立し、職場でウェルビーイングが向上した人の数を増やすことにより、世界の働き方の改善に取り組んでいます。求職者をより良い仕事に導き、誰もが活躍できる環境の育成を採用企業に促すことを目指しています。
ウェルビーイングの重要性
調査によると、離職の大きな要因は、給与、ストレス、満足感の欠如、そして幸福度であることが分かっています。公平な給与や働き方の柔軟性は、従来から仕事について検討される主な要因でしたが、求職者の期待値は変化しています。
従業員のウェルビーイングに対する投資は、誰にとってもメリットがあるだけでなく、直接的で測定可能なやり方で、企業がポジティブな影響を与える方法でもあります。仕事に対する満足度は、プライベートでの満足度を高める大きな要因であり、86%の人は、職場でのやりがいが、プライベートでの満足度にも影響すると回答しています。Indeed Work Wellbeing Report(Indeed による職場のウェルビーイングに関する2023年版分析レポート)、Indeed からの委託によりForrester Consultingが実施した調査(n=米国の成人4,002名)、2023年。
職場のウェルビーイングに関する Indeed のビジョン
すべての採用企業が職場のウェルビーイングを測定する、そんな世界を想像しています。それを実現するための計画は、以下のとおりです。
職場のウェルビーイングの現状
Indeed は、職場のウェルビーイングに関する世界最大のアンケート調査を開始し全世界でのアンケート調査の回答数に基づく、2023年の Indeed.comのデータ。、今日までに2000万件を超える回答を得ました。現在、米国、イギリス、カナダの9万社以上の企業に関するデータを Indeed.comで閲覧することができ、それにより数百万人の求職者が、応募を検討している企業の従業員エクスペリエンスに関して、より詳細な分析情報を活用することができます。アンケート調査の結果
- 25% ウェルビーイングが高く、職場で活躍している労働者の割合
- 58% ウェルビーイングが中程度で、業務はこなしている労働者の割合
- 17% ウェルビーイングが低く、職場で苦労している労働者の割合
職場のウェルビーイングの現状をより深く理解するため、Indeed では毎年Forrester社に調査研究を委託しています。最新のWork Wellbeing 2023 Insights Report(職場のウェルビーイングに関する2022年版分析レポート)には、以下の分析結果が記載されています。
職場のウェルビーイングを改善するためのアプローチ
Indeed では、ウェルビーイングの第一人者であるカリフォルニア大学リバーサイド校心理学教授の Sonja Lyubomirsky博士と、オックスフォード大学ウェルビーイングリサーチセンターのディレクターである Jan-Emmanuel de Neve博士の協力を得て、職場の主なウェルビーイングの項目を特定しました。Indeed は、これらの項目の指標に基づき、職場のウェルビーイングを測定しています。
これら4つのウェルビーイングの項目は、重要業績評価指標(KPI)であると考えます。また、ビロンギング(自分の居場所があると感じられること)、感謝、信頼、適正な給与、柔軟性、インクルージョン、サポート、励まし、やりがい、上司からのサポート、業績、学びというウェルビーイングの項目に影響を及ぼす要因の測定も行っています。こうした要因は、従業員が何をどう感じるかの理由を説明するもので、幸福度、ストレス度、満足度、目的を決定づけます。
Indeed は、影響力を高めるため、ビジネスと公共政策の両方で、ウェルビーイングに関する指標を意思決定の中心に据えることを目指す組織であるWorld WellbeingMovementの創設メンバーになりました。
互いに協力し、企業と個人が職場のウェルビーイングを改善するために検討すべき、エビデンスに基づく強化策を発表する予定です。
- 企業や組織で働いたことがある、または現在働いている方は、ぜひ職場のウェルビーイングに関するアンケート調査にご協力ください。
- 採用企業である場合、自社の職場のウェルビーイングスコアを確認し、社内でウェルビーイングを優先して改善するための方法を学びましょう。